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スコープ装着

注文していたナイトフォースのスコープ・リングとマウント・ベースが、

やっと届きました。

今回購入したのは・・・

Nightforce Two Piece Steel Bases A114:Rem 700 SA 20 MOA

Nightforce Ultralite Rings - 30mm - 4 screw pattern A118: .885" Low Height

昨今の円安の影響で、送料を含めておよそ3万円ほど。

国内で扱っている銃砲店が無いので、国内価格は不明です。

 

んで、届いてみたら・・・

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何んで関税を盗られるの。

光学機器の備品だったら、無税のはずでしょう?(実際スコープは無税ですし)

これは、不服申し立てをする事としましょう。

 

スコープ・リングとマウント・ベースです。

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リングは軽量のウルトラライト・タイプですが、本当に軽いです。

アルミ製という事で、柔らかそうな印象(笑)を持っていたのですが、

かなり堅牢な造りでこちらを選んで正解でしたね。

でも、スチール製に比べると少々値が張りますが・・・。

 

さて、取り付けです。

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銃に付いている純正のネジを外します。

かなり小さなネジなので、無くさないように気をつけましょう。

後々必要になるかもしれないので、きちんと保管しておいた方が良いです。

次に、銃本体のベース装着面をパーツ・クリーナーで脱脂します。

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結構汚れています。

同様にしてベースの方も脱脂しますが、出来ればネジ穴も脱脂した方がベストです。

もちろん、リングもスコープと接触する面を含め、ネジ穴とネジ自体も脱脂します。

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ここから先は、取り付けるだけ。

一度仮組みして、ネジのあたりを確認後にマウント・ベースを取り付けるわけですが、

取り付けにはロックタイトを使用します。

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この時注意する事は、ロックタイトには強度別に製品が揃っています。

発射時のリコイルを考えると、つい高強度を使いたいところですが・・・ダメです!

使ったら最後、ネジが取れなくなりますよ。

ロックタイトは嫌気性の接着剤なので、空気を遮断する事で固まります。

ネジのゆるみ止めには最適ですが、この場合は中強度で十分ですから。

昔は赤い液体だったのですが、今回の製品では青いんですね。

進化しているのでしょう。

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本来なら、純正のトルクレンチを使い規定値でネジを締めるのですが、

あいにくアチラの業者さんが在庫を持っていなかったので今回はパス。

“2本の指で締められる強さ”で締めておきました。

ちなみに、規定値は25インチ・ポンドです。

 

マウント・ベースにリングを取り付けます。

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ナイトフォースのアナウンスだと、リングのラッピングは不要との事。

やっても良いのですが、どうなんでしょう?・・・ラッピング。

スコープって、そんなに柔な物でしょうか?

鏡体が曲がってしまい照準ユニットに影響を与えるような物は、見た目にも

前後のリングでズレがあるのではないでしょうか。

特に、スコープとマウント・ベースやリングがそれぞれ異なるメーカーならば、

そういう事が起こっても不思議はないでしょう。

今回は、ナイトフォースですべて統一している事から、ラッピングは省略です。

リングに載せてズレを見てみたのですが、特に問題はないように思えます。

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ということで、スコープを仮止めして終了。

(ちなみに、リングのクロスボルトは68、キャップのネジは25インチ・ポンドです)

この後の調整は、射場で実際に標的を見ながら行います。

私の場合、ロックタイトを使うのはマウント・ベースの固定だけ。

リングのネジには使いません。

そうそう、松脂も使いませんね。

そんな事しなくてもズレたりしないので。

マグナム・ライフルも撃ってますが、緩んだ事無いですよ。

 

心配だった銃身とスコープとの干渉もクリア!

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もう少し下げても良いのですが、これでも一番低いリングをチョイスしたんです。

特に、バトラー・クリークのレンズキャップを付けると、それだけでも数ミリの

クリアランスが必要になってきます。

その点を考えると、やはりブランドを統一して取り付ける方が理に叶っている

という事なのでしょう。

 

さて、初撃ちはどこへ行きましょうか。

 


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